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賃料査定の真実【前編】空室の客付け、早く決まるほど良い?早いのは安すぎる?

賃貸経営/空室対策 ニュース

2023/04/03 配信

コロナ禍での加速もあり、賃貸住宅がどんどん多様化している。広さ、設備がほぼ横並びだった時代であれば近隣相場だけを参考にした賃料査定でも無理はなかったと思われるが、今の時代、そのままで良いのだろうか。ここでは賃料査定の現状を取材、不動産経営者が知っておくべき知識を2回に分けてまとめた。

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早く決める賃料査定が正しいのか

今回、賃料査定の記事を企画した背景には取材で感じた2つの違和感があった。ひとつはある建築家が設計した高品質な賃貸住宅。近隣相場を中心に、いくつかの試算を経て設定されたという賃料がどう考えても安く感じられたのだ。その後の様子を見ていると、早々に決まっていくのだが、それは安いと判断されているからではないか、物件の良さがきちんと評価されているのだろうか。疑問が湧いた。

また、ある時には「安くしてすぐに決める必要はない」という言葉を聞いた。投資である以上、できるだけ賃料を高めに設定、それで決めてもらうほうが長期的にはプラスになる。

だが、近年は早く決めること、たとえば竣工時満室などが良いとされる。筆者もそうした記事を書いてきた。しかし、前述したように賃料を安く設定すれば早く決められるわけで

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健美家編集部(協力:中川寛子(なかがわひろこ))

中川寛子

株式会社東京情報堂

■ 主な経歴

住まいと街の解説者。40年近く不動産を中心にした編集業務に携わり、近年は地盤、行政サービス、空き家、まちづくり、地方創生その他まちをテーマにした取材、原稿が多い。
宅地建物取引士、行政書士有資格者。日本地理学会、日本地形学連合、東京スリバチ学会会員。

■ 主な著書

  • 「ど素人が始める不動産投資の本」(翔泳社)
  • 「この街に住んではいけない」(マガジンハウス)
  • 「解決!空き家問題」「東京格差 浮かぶ街、沈む街」(ちくま新書)
  • 「空き家再生でみんなが稼げる地元をつくる がもよんモデルの秘密」(学芸出版)など。

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

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