■ニーズはあるのに、増えない楽器演奏可物件
ニーズはあるものの、物件が少ないという条件がある。20年前、それはペット可であり、楽器演奏可であり、バイク可だった。だが、ここ数年でペット可は一気に増え、今ではさほど探しにくい条件ではなくなった。バイク可物件も少しずつ増えてはいる。その中にあって、ほとんどと言って良いほど増えていないのが、楽器演奏可の物件だ。
もちろん、全くないというわけではない。音大生向けとして物件を供給している会社もあるにはあるが、音楽好きのニーズを吸収できるほどではなく、未だ、楽器が演奏できる物件には強い競争力がある。

そんな物件を10数年前から作り続けているのが東武東上線大山に本社があるリブラン。今回は同社が野方駅から徒歩5分という好立地に建設したミュージション野方brioを見学してきた。
■幹線道路沿いの音問題を高い遮音性能でクリア
野方駅はホームの下を環状七号線が走っており、物件はその環七沿いに建つ。駅のホームから建物が見えるほどの近さだが、ひとつ、環七という難がある。うるさいのである。

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