前回、DIY賃貸のメリットについて紹介したが、今回からは入居者やオーナーによるDIY事例を紹介していく。
第1回目は、築40年の賃貸物件に住むAさん(男性・40代)による、バス・トイレ室の塗り替え事例。補修やメンテナンス性を高めるためのDIYで、かなり生活が快適になったようだ。
■最初のきっかけは温水洗浄便座
もともとAさんは、比較的新しい賃貸物件に住むことが多く、DIYをするようなことはなかったそうだ。今の物件は、通勤に便利で駅近ということで決めたため、「バス・トイレ・洗面室が一緒だったり、網戸がなかったりと、古い物件らしい不便さもあるけど、特に気にしなかった」という。
ただ実際に住み始めてみると、冬、バス・トイレ室がとにかく寒い!「お風呂に入るときは湯を張れば蒸気で温まりますが、トイレのときはそうもいかない。便座に座るのに“心の準備”が必要でした(笑)」。
そのつどヒーターを持ち込んだりもしたが、根本的な解決にはならないため、温水洗浄便座を付けられないか考えた。最初は管理会社に追加設備を希望しようと思ったそうだが、「それを理由に家賃が上がるのはいやだな」と思い、とりあえず家電量販店に行くと「
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