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日本初、DIYサポーター常駐のDIY可物件が登場。築38年、半分空室の物件で募集を開始

賃貸経営/DIY ニュース

大江戸線練馬春日町駅から歩いて8分。築38年で半分が空室というマンションがDIY可をてこに変貌しつつある。同物件は先代の所有者が最低限の手しか入れてこなかったため、地元で長年依頼してきた不動産会社にも仲介しにくいと敬遠されていた物件。周囲からは売却しませんかという誘いも多かったという。

相談を受けたハウスメイトパートナーズの伊部尚子氏が提案したのは市場ではまだまだ数の少ないDIY可物件にすること。普通にリノベーションしたくらいではダメだろうという判断である。

また、同社はこれまでにもカスタマイズ賃貸などを提案してきており、リノベーションやインテリアショップDecor interior Tokyoを手がける夏水組が主催する建物所有者、不動産管理会社向けの「内装の学校」にも関わってきている。

だが、DIY可といってもなんでもかんでも好きにして良いとするのはリスクが高い。ある程度範囲を決めておく、それ以外にやりたい場合には事前に相談できるような仕組みにしておくほうが良い。

「内装の学校」の実習で使うことでモデルルームを作成。人数が集まって作業をすれば時間もかからず、費用も抑えられる
「内装の学校」の実習で使うことでモデルルームを作成。人数が集まって作業をすれば時間もかからず、費用も抑えられる

そこでまずは夏水組に依頼してモデルルームを用意。それを見本にすることで、どこにどのような手を入れられるのか、仕上がりがどうなるのかがイメージしやすいようにした。ある程度の型を作っておくことで、個人の趣味に任せてあまり万人に受け入れられないようなインテリアにならないようにという意味もある。

部屋は2DK、3DKの2タイプでモデルルームは2DK。これから募集を掛けるのは3DKになる。この部屋のインテリアテイストはエリソンナチュラル(ハリネズミカラーのベージュ、グレー、ブラウンにアクセントとしてブラック)
部屋は2DK、3DKの2タイプでモデルルームは2DK。これから募集を掛けるのは3DKになる。この部屋のインテリアテイストはエリソンナチュラル(ハリネズミカラーのベージュ、グレー、ブラウンにアクセントとしてブラック)

実際に作られたモデルルームがこれである。そこに空間DECOがステージングを施し、この部屋は空室が埋まるまではずっと維持するという。

家具、小物類は別として最初に用意されるものとしては

  • キッチン、洗面台、バスルーム、洗濯機置き場、トイレなどの水回りの設備(トイレットペーパーホルダー、タオルハンガーなども含む)
  • 玄関、廊下、水回り、リビングの床
  • 居室以外の照明
  • 下地としての壁、天井

基本的に入居者がDIYして良い部分は

  • 全室の壁(最初の時点ではベージュなど全体に馴染みのある色のクロスが貼られており、後日DIYで塗装、壁紙貼可能)
  • 収納部(襖など)
  • キッチン壁面
  • 和室を洋室に変更する予定の部屋の床
  • LDKに入る部分の扉の塗装(パナソニックのクラフトレーベルの塗れるドア。塗っても塗らなくても可)

となっており、初期の入居者に関してはこれらをDIYするためにペンキ、襖紙、輸入壁紙(LDKと寝室の壁一面ずつを想定)、キッチン壁面に貼るタイル、和室を洋室に変更する予定の部屋のクッションフロアなど、約25万円分の商品を建物所有者が提供する(以降については未定)。その代わり、仕上がりを担保する意味もあり、入居者はDecor interior Tokyoで商品を選ぶことになる。

元々のベース工事については夏水組がコーディネートしており、部屋ごとに異なるインテリアテイストになる予定で、これから募集する2室は男女ともに好まれる、今トレンドのグリ―ンテイスト、大人っぽいアンティークダークウッド系になるとか。同じ間取りでもインテリアの異なる部屋を作ることで、入居者に選んでもらうようにするわけだ。

上記にあげた箇所でも相談次第ではDIYは可能だが、事前に相談をすることになっており、相談を受け、実際の作業をサポートする意味で同物件には女性ばかりのDIY集団「DIYer’s Party」が1階に入居する。

これは日本でも初の試み。これまでDIY可に入居しておきながら何もせずに退去する例が多かったのは忙しい、道具がない、やり方が分からない、一人でやるのが大変などという理由があるそうで、それをフォロー、DIYを楽しんでもらおうというものだ。

道具も、知恵も貸してもらえるわけで、入居者は入ってから相当期間のうちに彼女たちの手伝いでペンキ塗りなどメインの作業を終わらせることになる。

その後、面白くなってここをいじりたい、あれをやりたいとなった場合には近くにいる彼女たちに相談、場合によっては手伝ってもらいながら続けていくという形になる。

DIYをサポート、また、空室が出た場合に改修の手伝いをするなどの作業をやってもらうことを条件に2年間は無償で部屋を提供することになっているそうで、彼女たちの存在が物件全体の価値を上げるのであれば良い手だろう。

また、今後は古びて見える外観に手を入れるなどの手も打ちつつ、募集を始める予定。DIYには根強いファンもいるため、その人たちを取り込む、ネットワークを作る手も考えながら再生を図るという。

空室9室のうち、1戸はモデルルームとなり、1室はDIYサポーターの部屋で初回の募集は2部屋。他の部屋も順次空きが出次第DIY可にしていくとのことだ。

健美家編集部(協力:中川寛子)

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