大家の強い味方となる地震保険に火災保険だが、これらが相次いで値上がりすることが発表された。地震保険は、今年1月1日に値上がりしたばかりだが、3段階に分けて、段階的に値上がりし、次が3回目の値上がりとなる。
損害保険料率算出機構が5月28日、金融庁に届け出た改定案では、保険料は全国平均で今よりも5.1%引き上げられる。火災保険は、今年10月に、4年ぶりに平均5~10%上がることが損害保険大手4社の発表により明らかになった。どれぐらい負担が増えるのか、チェックしておこう。
●最大の引き上げ率は、福島県で+14.7%
今回、損害保険料率算出機構が金融庁に届け出た、値上がりの詳細は次の2つ。1つは、基本料率を全国平均で+5.1%引き上げる。改定率は「都道府県」と「建物の構造区分(イ構造・ロ構造)」の組み合わせにより異なり、最大の引上げ率は+14.7%(福島県のロ構造)、最大の引下げ率は-18.1%(愛知県、三重県、和歌山県のイ構造)となる。もう1つは、長期契約の地震保険料の割引の見直しとなり、割引率が縮小される。
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