ソニー損害保険株式会社では、昨年に引続き、全国1,100の持家家庭に対して、災害リスクと火災保険に関する意識調査を実施した。
その結果、火災保険の補償内容 × 自然災害のリスクがマッチしている世帯は昨年よりも微増(+1.6ポイント)したものの、依然として全国の6割超の家庭で、居住エリアの災害リスクと火災保険の補償内容にミスマッチが見られたことが明らかになった。
※出展/ソニー損害保険株式会社(火災保険サイト)
■調査の背景
近年、国内での自然災害の増加を受け、損害保険の保険金支払額が急増している。2021年も7月と8月に連続して記録的な豪雨が発生するなど、風水害等による被害が大きく増加している。
こうした自然災害の増加は、火災保険の必要性をあらためて可視化させる一方で、火災保険料の値上げにもつながっている。火災保険料の目安となる「参考純率(※1)」は、自然災害の増加による保険金の支払い額増加を受ける形で2018年と2019年に連続して引上げられている。
さらに、本年6月には、直近5年間では最大級の全国平均10.9%の引上げと、最長保険期間の短縮(10年から5年へ)が発表された。最長保険期間が短くな
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