■ラニーニャ現象の冬は
「寒い」傾向にある
2021年11月の中頃、気象庁はラニーニャ現象が発生しているとみられる、と発表した。なんでもこの冬の間は続く予想だとか。2000年以降で冬期にラニーニャ現象が発生したのは5回あったそうで、その際の冬(12〜2月)の平均気温を見ると、各地域とも5回のうち4回は平年よりも低い気温だったようだ。
近年、夏の訪れとともに恒例となってしまったのが豪雨災害のニュースだが、冬になればドカ雪で対応に苦慮する地域もある。毎年のように「記録的」「過去最大級」の災害が起こるなど考えたくもないが、「地震」「大雨」「大雪」が増えている昨今、災害に対する警戒は緩められそうにない。
こんなとき、賃貸経営をする中でしっかり確認しておきたいのが「火災保険」の契約内容である。
■リスクに対応する
さまざまな「特約」
火災保険の主目的は住宅火災に対する備えだが、特約をつけることで「水災」「風災」といった損害もカバーすることが可能だ。もちろん、万一の事態など滅多に起こらない以上、特約を排して保険料を節約するのもひとつの手だが、その判断は被災リスクを十分に検討したうえで行なわれるべきである。
特に
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執筆:
(いまいもとつぐ)