株式会社市萬は、2019年で創業20周年を迎えた不動産コンサルティング会社。創業以来、賃貸不動産の再生や土地の有効活用、相続トラブルなど約2,800件にも及ぶ相談を受け、数多くの問題に積極的に取り組み、解決してきた。賃貸管理業務にも力を入れていて、東京の城南エリア、神奈川の東部エリアを中心に、1800戸以上の物件を管理。入居率は6年間連続で95%以上を維持している。背景にはオーナーが抱える「問題」を解決する、様々な施策があるという。そんな同社の取り組みについて、代表取締役の西島昭氏に話を伺った。
金融機関とタイアップを組み、不動産の問題解決に特化した会社を創業
――御社の創業は1999年です。どういった経緯で起業したのでしょうか。
西島:私の前職はリクルートです。学生時代に宅建を取っていたこともあり住宅情報事業部に配属され、不動産会社を顧客に広告営業をしていました。こうして業界に関わるなか、不動産業で起業したいと思うようになり、リクルートを退職した後は神奈川の不動産会社で7年間修業を積み、独立に至りました。世田谷区の用賀を選んだのは、リクルート時代のお客様が近隣に多く、勤務した不動産会社も川
...この記事は会員限定です。
会員登録(無料)すると続きをお読みいただけます。
健美家会員のメリット
- 会員限定物件や非公開物件情報が見れる
- 最新のコラムニュース情報がメールで受け取れる