
2021年2月17日に令和2年度12月の宅地建物取引士資格試験の合格者が発表された。
10月試験の38点に続き、36点という合格ラインの高さもさることながら、合格率13.1%という過去20年で最も低い数字も目立つ。自己採点が30点台では合格発表まで心が落ち着かない試験になりつつある。
そこで2021年に受験を計画している人達に向けて効果的な勉強法をまとめた。法律や不動産の初学者にもご覧いただきたい。
宅建試験で問われる内容を知ることが
攻略するための第一歩
「己を知り敵を知れば百戦危うからず」という言葉にもあるように、特に初学者は宅建試験で問われる内容を把握することから始めたい。不動産関係者以外の人は、宅建業法、都市計画法、建築基準法などを知る機会が恐らく少ないからだ。
インターネット上には、市販の問題集1冊だけを使い、1カ月足らずの期間の独学で合格したという話もあるが、法律・不動産初学者で、試験勉強からも遠ざかってい
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