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アパート共用部が汚い!清掃業者にきちんと仕事をしてもらうために大家さんが注意することは?

賃貸経営/管理 ニュース

アパートオーナーの建物管理業務として大切な事は環境整備である。
その環境整備の中でもアパートの清掃は一番重要なポイントだ。
共用部のポストの上にチラシが溜まっていたり、ゴミ庫には収集不可のゴミが残されて異臭を放っていたり、建物周りの草が伸び放題だったり、はてには不法投棄まで。
こんな物件に良い入居者が住むだろうか?

アパート共用部

掃除が悪いとそれを気にしない入居者ばかりなってしまうので、いつの間にか入居者の質も悪くなってしまい、空室が目立つようになり、更に環境が荒れていくなんて、負の連鎖が続いてしまう。

そこで今回は「日常清掃」について書きたい。

非常階段に投棄されたゴミ
非常階段に投棄されたゴミ

■清掃には日常清掃と定期清掃の2種類
日常清掃とは週や月に数回共用部の履き拭き掃除をするもので、日常的な清掃である。
定期清掃とは、タイル掃除やワックスがけなどの大規模な清掃を年に数回行なうものである。

さて、この掃除が徹底されていない物件の一番の問題点は、清掃業務の内容をきちんと決めていない事です。
そして決めていたとしても、それをチェックしていない事です。

■清掃業務の仕様書を作成
掃除内容を満足行くようにするのに、一番の方法は清掃の仕様書を作成して、やるところとやらないところを決める事が第一歩だ。
そのためには清掃業務の仕様書を作成することが大切。
インターネットで「清掃仕様書 マンション」などと検索すると、数多くの仕様書が出てくると思う。
ここでアパートの清掃で決めなくてはならない項目を書いていく

清掃業務仕様書の一例
清掃業務仕様書の一例

●対象部分
玄関ホール(ポーチ)
共用廊下(階段)
建物外周
ゴミステーション
駐車場、駐輪場
※他に物件によって項目あり

●日常清掃の範囲
床面の掃き掃除
床面の拭き掃除(糸モップ)
案内板の除塵
玄関ドア清掃、集合玄関清掃
くもの巣の除去
ノンスリップの拭き掃除
TVインターホン
※他に物件によって項目あり

●清掃作業基準
掃き掃除は、自在ボウキ及び庭ボウキを用いて塵埃散乱防止に留意して行う。
カーペット、その他指定する箇所は、真空掃除機をもって丁寧に掃除する。
窓ガラスは、硝子面にグラスターを噴霧し、さらに乾布で拭き磨きする。
※他に物件によって項目あり

内容はまだまだたくさんあるが、このような形でしっかりと決めることが大切だ。

仕様書の書式は様々だが清掃業者であれば持っているはず。
その内容をしっかりと確認し、清掃の使用を決めていくことが重要だ。

■清掃のチェック
このように仕様書を作った後には、清掃の結果をチェックすることがもっと大切だ。
よくアパートの共用部に「チェック表」を張っている物件があるが、目立つところにあると美観を損ねるし、結局清掃した人が自分でチェックするだけに終わってしまうので無意味である。

例えば筆者はフェイスブックグループで清掃担当から写真報告をお願いしている。
少なくとも写真報告くらいはしてもらうようにしよう。
こういった事を業務フォローとして行なうと、清掃の内容はとても改善されるはずだ。

清掃担当からの写真報告の例
清掃担当からの写真報告の例

執筆:J-REC教育委員 原田哲也

【プロフィール】
2010年より、一般財団法人日本不動産コミュニティー(J-REC)の北海道支部を立上げ、不動産実務検定の普及に尽くし、多くの卒業生を輩出。2018年よりJ-RECのテキスト編集、改定などを担当する教育委員に就く。
また自身が主宰する北海道大家塾は既に50回の開催を数え、参加人数も述べ3000人を超える。

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