最近は、一部の不動産投資家の間で「賃貸管理は自分たちでできる!」という自主管理ブームが広がってきているようだ。
確かにアパート経営は、必ずしも管理会社の手を借りる必要はない。時間的余裕とノウハウを持っている方であれば、雑多な管理業務も自らでこなせるだろう。
問題があるとしたら、それはやはり「コストパフォーマンス」と「入居者募集」だ。
管理委託のコストは、毎月の管理料に加えて、多くの場合は契約時に管理会社が募集手数料(広告宣伝費)を取得する。
それに加え、更新料及び更新事務手数料や、運営中の修繕や退去時の原状回復には管理会社の取得分が上乗せされていることもある。
自主管理ができれば、こうした管理会社取得費用が節減され、オーナーのキャッシュフローはその分改善されることになる。
例えば、6万円・10戸のアパートを5%の料率で委託するなら、毎月の管理料は3万円(満室時・税別)、年間で36万円の支出だ。
それ以外に上記の広告宣伝費12万円(年間解約率20%、2部屋を募集)などがかかってくるため、キャッシュフローに余裕がない人にとっては、これらを節約できればうれしい、となるのだ。
自主管理で得られるコスト減と
そ
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