ゲストハウスのマッチングサイト「Airbnb」。先日、関係者の話を聞く機会があった。今後、「素人」の運営によるゲストハウス需要の伸びる余地はあるのか?
結論から言うとまだ伸びると想定され、中でも関西が要注目エリアと考えられる。
では、なぜ関西か?関係者いわく「実は、日本は世界でいちばん需給ギャップが大きいエリア」とのこと。根拠数字は教えてもらえなかったので、検証はできないが、まだまだ部屋数が足りていないとの言葉にウソはなさそうだ。
現在、日本でのAirbnbでの供給物件は約9,000件。そのうち約4,000件が東京で、大阪と京都が約1,000件づつ。東京:大阪:京都は東京を100とした場合100:25:25。東京の約1/4程度しか登録が無い。
一方、東京、大阪、京都の宿泊者数(平成26年の延べ宿泊者数、「宿泊旅行統計調査(観光庁)」より)をみると、東京/約5430万人(うち外国人1350万人)、大阪/2680万人(うち外国人580万人)、京都/1880万人(うち外国人340万人)となり東京を100とすると延べ宿泊者数で100:49:35、外国人に限ると100:43:25となる。
この比率からみる
...この記事は会員限定です。
会員登録(無料)すると続きをお読みいただけます。
健美家会員のメリット
- 会員限定物件や非公開物件情報が見れる
- 最新のコラムニュース情報がメールで受け取れる