■家族で泊まれる宿が少ない
外国人旅行者の数が急増している。2016年10月末の時点で国土交通省の推計で類型2000万人。月ごとの統計で前年比を見ると、毎月およそ2~3割の増加という。さらに政府は東京五輪の開かれる2020年には外国人旅行者数を4000万人にすることを目標としており、インフラ整備を推進している。
当然、民間もそのメリットを利用しようとエアビーなどの宿泊施設が急増、政府、自治体は様々な規制を打ち出し、あるいは緩和を言い出しと混乱が続いているのはご存じの通りである。ただ、今後、外国人旅行者の増加は間違いはなく、民泊がビジネスチャンスであることは間違いないだろう。
その中でひとつ、注目したいのが一棟貸し切りも可という一軒家を利用した宿泊施設である。
現在、東京ではホテル建設ラッシュが続き、エアビーオーナーによる物件提供もあるが、絶対的に少ないのが家族など大人数が一か所に泊まれる施設である。外国人旅行者は家族、複数のカップルなどで長期の休みを楽しむ例が多いが、それに対応できる宿が少ないのである。
これは外国人旅行者に限らない。海外在住の日本人家族が帰国時、実家に帰る前に首都圏などでとりあ
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