新型コロナウイルスの影響で、民泊事業は大きな打撃を受けている。これを受け、米国発の民泊仲介サイトである「Airbnb」は、新型コロナウイルスの影響でゲストがキャンセルした予約について、損失の埋め合わせとなるよう、ホストに総額2億5000万ドル(約270億円)を支払うことを明らかにした。3月14日から5月31日の予約がキャンセルされた場合に適用される。
世界的に、旅行はほぼ不可能
民泊ホストからの多くの要望を受けて
AirbnbのCEOであるブライアン・チェスキーは3月末に公式サイトで、Airbnbを利用するホストに対して、15分に渡るメッセージ動画を公開した。
新型コロナウイルスの感染拡大によって、旅行業界は世界的に苦境を強いられ、国境は閉鎖され、旅行がほぼ不可能になっていることに触れた。3月11日にWHOが新型コロナウイルスの世界的大流行を宣言してから、Airbnbでは、予約をキャンセルしたゲストに対して、Airbnbの手数料を含む全額を返金する対応を決めている。
しかし、この決
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