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手元資金ゼロでリノベーション可。鉄道会社空家対策は投資家にどう働くか。

賃貸経営/リノベ・修繕 ニュース

2019/04/26 配信

京急線は羽田、成田、品川などといった利用客の多い、今後も増えそうな場所とのアクセスが良い一方で神奈川県内では三浦や横須賀などの人口減少地域も抱える
京急線は羽田、成田、品川などといった利用客の多い、今後も増えそうな場所とのアクセスが良い一方で神奈川県内では三浦や横須賀などの人口減少地域も抱える

各鉄道会社が沿線の空き家対策に乗り出している。たとえば京急電鉄は2017年3月に「京急グループが手元資金ゼロでのリノベーション付きサブリース事業に参入」として「カリアゲ 京急沿線」をスタートしている。空き家問題で困っている沿線オーナーの需要に応えるというものである。

カリアゲ」とは500戸以上の改修実績を持つルーヴィスが展開する、空き家物件を借り受け、改修したうえで6年間サブリース(一定期間転貸運営)するサービスのことで、最初は東京でスタート、現在は全国各地に展開している。

ちなみに東京23区の場合には築30年以上と古く、1年以上空き家になっている物件が対象だった。それを改修、サブリース期間に改修費用を回収する仕組みである。

だが、カリアゲ京急沿線では京急電鉄が、物件オーナーから物件を借り上げ、京急電鉄の負担でリノベーションをし、入居者に貸し出すサブリース事業となっており、京急不動産がオーナーの募集、賃貸管理をするほか、空き物件のリノベーションに

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