3回目を迎えたリノベーション・オブ・ザ・イヤー2015。受賞作品の中から投資目線で役に立ちそうな物件をご紹介しよう。まずは、賞そのものが賃貸リノベーション賞とそのものずばり、賃貸のリノベ事例である。

これは1980年代に建設され、建物の老朽化、設備機能の陳腐化から空室が増えていた団地のリノベーション事例。場所は福岡。かかった費用は350万円(税込み)である。元々の間取りは6畳3室にDKという団地にはよくある間取り。専有面積は62.97uである。

それを1LDK+土間という間取りに変更。古ぼけた団地を鮮やかなブルーが印象的な部屋に作り替えている。

土間と聞くと集合住宅にどうして?と思われるかもしれないが、土足で入れ、多目的に使える部屋と解釈すれば良いだろう。来客をもてなす部屋としても良いし、アウトドア関連の趣味がある人なら道具を置いておくこともできる。ガーデニングスペースにも使えようし、自宅で仕事をしている人なら書斎にしても良い。つまり、入居者がいかようでもできる空間というわけで、
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