福岡DIYリノベーションウィークレポート3回目の今回は一戸建てをリノベーション、シェアハウスとオフィスにした例をご紹介しよう。
物件が建つのは福岡市郊外にある茶山という場所。ここは博多の中心部が海の中にあった時代から陸地だったという高台で、古くから住宅地として開発された場所。ただ、長らく中心部からの交通が不便で人気があった場所ではない。
ところが、2005年に地下鉄七隈線(福岡市中央区の天神南駅から同市西区の橋本駅を結ぶ)の駅が開業、注目が集まることとなった。加えて、天神南駅から博多駅までの区間が工事中で、2020年度には博多駅ともダイレクトに繋がる。一気に交通利便性が向上するわけで、そのせいか、このところ、福岡市内では注目のエリアである。
物件はその茶山駅から6分。住宅街の中にある一戸建てである。ここは吉原住宅の吉原勝己氏さんの縁戚の実家だそうで、相続絡みで運用することになった建物。一戸建てのまま貸すという手もあるが、福岡では一戸建てで10万円以上は難しいという。そこで、一戸建てそのままではなく、シェアハウス、オフィスにリノベーション。吉原住宅が10万円で借上げてサブリースする形になった。
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