1 月 5 日付の東京新聞が各地に続々登場する「 トキワ荘 」プロジェクトを紹介していた。
トキワ荘とは東京都豊島区にあったアパートの名称で、手塚治虫さんなど戦後を代表する漫画家が住んでいたことで知られる。
それを模し、漫画家を目指す若者に低家賃でシェアハウスを提供しようというもの。
安定した家賃収入が見込める家主と、地域に若者を集めることで活性化を狙う自治体の思惑が一致したものともいえ、現在では 4 都県 27 か所にまで広がっているという。
たとえば京都市では 2013 年から「 京都版トキワ荘 」事業を行っており、これまでに 4 棟がオープン、今後、 2016 年までに計 10 棟を用意する予定。
また、新潟市は中央区にある築 30 年の住宅を改装、2014 年 12 月から漫画家志望の女性を対象にしたシェアハウスの入居募集を始めている。
前述の京都の事業も含め、東京、千葉などので 25 か所のシェアハウスを運営するNPO法人ニューベリーは 2006 年から同種のプロジェクトを手掛けており、これまでに入居者の 1 割強がデビューを果たし
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