“おばあちゃんコンシェルジュ付きシェアハウス”を紹介した記事が話題になっている。舞台は東急東横線菊名にあるシェアネスト東横。
ここには毎週月・火・木曜日の11時から14時の3時間ずつ、おばあちゃんが家事をしにやってきてくれており、それが人気の秘密だという。
家事の内容は掃除と夕食の調理。週に1日は入居者からのリクエストに応えた献立が用意され、しかも、帰宅時間の異なる入居者全員が自分の好きなタイミングで食べられるように、一人分ごとに容器に分けておいてくれるのだとか。
しかも、この家事サービスの対価は月額で8,800円と一般的な家事代行サービスの最低でも1時間当たり3,500円程度に比べるとかなり安価である。
その上、記事を見ていただければ分かるが、このおばあちゃんが魅力的なのである。オープン以来、空室が出ないというのもむべなるかなである。
ビジネスとして成功しているのはもちろん、高齢者の雇用を生み出す、単身者の孤独を癒すといった社会的な意義を有している点も話題の要因。現代の社会は多くの問題を抱えているが、実は意外に他の問題と組み合わせて考えることで解決の糸口が見いだせる例も多いのかもしれない。
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