賃貸住宅の新しい形として、今やすっかり定着したシェアハウス。シェアハウスとは1軒の住居を複数人で共有するタイプの賃貸住宅で、元社員寮を改装した大型ハウスから一戸建てに少人数で住むタイプまで、様々なシェアハウスがある。ここでは、東京都世田谷区に新しくオープンするシェアハウスを紹介する。
■シングルマザーとその子供たち、シニアが同居する現代版”下宿”
「ひとり親と子供の支援」を手掛けるシングルズキッズ株式会社は2017年6月上旬より、東京都世田谷区にてシングルマザーとその子供たちが、シニアが管理する物件で同居し温かいご飯を食べることができるシェアハウスをオープンさせる。
この背景には、ひとり親家庭の増加がある。平成27年国勢調査では日本の人口約1億2,709万人に対し、15歳未満のこどもの数は約1588万7,000人、そのうち約262万人、17%の子供がひとり親世帯で暮らしている。なお平成23年国勢調査ではひとり親の世帯数は146.1万世帯だった。
ひとり親世帯の子供(=シングルズキッズ)として育った方たちへの独自アンケート調査では、「
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