近年、アパートやマンションを単純に賃貸物件として貸し出すのではなく、シェアハウスとして運用することに興味を持つオーナーが増えている。いわゆるシェアハウスブームのスタートからずいぶん経つが、話題物件の登場も続いている。そこで今回は、コミュニティ重視型のコンセプトシェアハウスを多く手掛け、オーナーとのつながりも深い、株式会社絆人の平岡氏に、シェアハウス市場の現状や今後の展望、実際に所有物件をシェアハウスにする場合の流れについても、話を聞いてみた。

- シェアハウス市場は今後も拡大。ブームから文化へ
同社が手掛けるシェアハウスは、入居者10名ほどから40名ほどまでの中小規模物件が多い。そのうえで、コミュニティやインテリアに明確なコンセプトを持たせている。「オープンから半年以上の安定期に入った物件は、いずれも入居率90%以上をキープしています」と担当の平岡氏。
シェアハウスブームでとにかく物件数が増えてきた時代を過ぎ、「ここ3年ほどの間に、淘汰されたシェアハウスも多いと感じています。しかし、ブームが終わってシェアハウスがなくなっていくとは思っていません。洋服や車など
...この記事は会員限定です。
会員登録(無料)すると続きをお読みいただけます。
健美家会員のメリット
- 会員限定物件や非公開物件情報が見れる
- 最新のコラムニュース情報がメールで受け取れる