基本的な知識を習得して臨まないと厳しい指導の対象になることも…
一般的な住宅に比べると個性的なことから、若い世代を中心にニーズがあり競争優位性は高く、利回りの面でもメリットを見出せるシェアハウス。
ただし、寄宿舎の要件を満たす必要があり、土地や建物の仕入れにはノウハウが求められるとわかった。
既存住宅をシェアハウスに転用する場合には行政と協議する必要もあるそうだ。青山氏の物件でも、次のような出来事があった。
「弊社の運営する3階建て木造のシェアハウスがありますが、もともとは2建て屋根裏収納(ロフト)の物件でしたが、過去にロフトを拡充して増築3階建てのような作りになりました。
シェアハウスに転用するにあたっての行政協議において、3階を活用しようとすると建物全体が高い耐火基準を求められることになり事実上不可能で断念、まずは増築部分を封鎖して2階建て扱いに戻しました。
他にも細々と避難梯子の設置、扉にドアクローザーの設置、道路までの敷地内通路を1.5mに拡幅するといった指導を行政から受けることに。
ここはシェアハウスとして使う部分が100㎡未満だったの用途変更は必要なく軽微な改修で済みましたが、100㎡以
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