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築50年の倉庫・工場併用住宅を改装。シェアハウス+レンタルスペースで二毛作経営。

賃貸経営/シェア ニュース

環七から見える、目立つ建物。不思議そうに立ち止まる人も多く、ここで飲食などをやったら人が集まりそうである
環七から見える、目立つ建物。不思議そうに立ち止まる人も多く、ここで飲食などをやったら人が集まりそうである

南北線王子神谷駅から徒歩5分、環状七号線至近という立地に倉庫・工場との併用住宅を改装したシェアハウス「CUBE CUBE」が誕生した。

元々は金属加工業を営むオーナーの実家で1階の半分が倉庫、残り半分が水回り、作業場で2階が住宅という作りだった。築50年と古いものだが、壊さずに利用することになったのは思い出のある場所だからという理由からだ。

レンタルもする1階の共有リビング
レンタルもする1階の共有リビング
共有スペース入口近くの小上がり的な空間
共有スペース入口近くの小上がり的な空間
共有部奥にある隠れ家的スペース。物置だったところをほぼそのまま使っている
共有部奥にある隠れ家的スペース。物置だったところをほぼそのまま使っている

改装に当たっては1階の倉庫部分と水回り・作業場部分を内部のドアで繋がってはいるものの、入口をそれぞれに設け、倉庫部分を独立したレンタルスペースとしても使えるようにした。

最近、差別化、満足度アップのため、広い共有部を作るシェアハウスが目に付くが、入居者が不在の昼間には使われていないことが多い。その時間を他に貸すことで、家賃以外の収益を上げようという例が増えているが、当物件も同じような仕組みを導入している。

右側が住居、左側が共有のリビングへの入り口
右側が住居、左側が共有のリビングへの入り口

そのため、建物正面に2つのドアがあり、住居部分は右側から、共用部分には左側から入ることに。もちろん、入居者であればどちらも利用できる。

洗濯機置き場。右手のボックスは個人の品を保存しておくためのもの。こうしたところにもこだわりが
洗濯機置き場。右手のボックスは個人の品を保存しておくためのもの。こうしたところにもこだわりが

住宅部分は1階に4室、2階に8室となっており、各階に男女別のトイレ、共有で使う洗面所があり、1階には男女別のシャワーブース、浴槽付シャワーブースが各1台ずつ用意されている。洗濯機は1階にまとめて3台設置されている。

住戸内。コンパクトながら使い勝手は良さそう。あえて柱を残してある部屋も
住戸内。コンパクトながら使い勝手は良さそう。あえて柱を残してある部屋も

住戸にはベッド、デスクにミニ冷蔵庫、ミニ掃除機が用意されており、広さは5畳〜。賃料は6万8000円〜(家賃5万3000円〜に管理費1万5000円〜を予定)。

1階廊下の大胆な壁紙。こうした人目を惹く材を使えるのはセンスがあってこそ
1階廊下の大胆な壁紙。こうした人目を惹く材を使えるのはセンスがあってこそ

1階、2階でホワイト系、ブラック系と色調は異なるが、いずれもスタイリッシュ。といっても今流行のブルックリン風ばりばりという感じではなく、どことなくエレガントな感じも。ドアに描かれた部屋番号のせいかもしれない。

2階キッチン。シンプルな業務用のセットが用意されている
2階キッチン。シンプルな業務用のセットが用意されている
ロフト部分。ここだけで18畳あり、下のキッチンと1住戸にすればけっこうな賃料が設定できそう
ロフト部分。ここだけで18畳あり、下のキッチンと1住戸にすればけっこうな賃料が設定できそう

また、1階の共有キッチンとは別に2階にももうひとつのキッチンがある。こちらは2階に和室風の18畳のロフトもある。1階のキッチンがレンタルスペースとして使われている場合、入居者がキッチンを使えなくならないようにと用意されたものだ。

だが、ここもドア一枚を追加さればキッチン付きの部屋として貸せるような設計になっており、もちろん、レンタルスペースとして貸すことも。和の雰囲気のある空間は最近、コスプレ愛好者その他に人気でもあり、使い方によっては面白いことになるかもしれない。

浴槽付のシャワーブース。座っても使え、ジャグジーにもなりと多機能
浴槽付のシャワーブース。座っても使え、ジャグジーにもなりと多機能

住戸部分で注目したいのはマッサージシャワーも使えるシャワーブース、浴槽付シャワーブース。特に後者は女性なら足を伸ばして使えるサイズの浴室、座れるスペースにジャグジーまであるという至れり尽くせりぶり。

さぞかし高いだろうと価格を聞いて見たところ、15万円ほどとか。ただし、配送に10万円、組立てに15万円ほどかかるそうなので、最終的には40万円ほどに。浴室を作るよりははるかに安く、かつ見た目もかっこいいので、人気が出そうである。

1階の共有リビングは元々の土間を活かした部分と1段上がった小上がり風の空間、そしてキッチンからなる。土間部分には瓦屋根が乗っていたそうだが、屋根の改装時に取り外し、FRPの波板などで2層の屋根に作り替えられており、明るく、半戸外な雰囲気。壁際は一面棚になっていて、食器が飾られている。

床や右側のコンクリートの立ち上がり部分などは敢えて既存そのままで使っている
床や右側のコンクリートの立ち上がり部分などは敢えて既存そのままで使っている

床や壁、その他既存のものをそのまま使っている部分が多く、若い人向けに印象的な物件を作ろうとするのであれば、こうした使い方は参考になる。外壁でも単に黒く塗装するのではなく、既存の煉瓦風を活かして煉瓦のようなペイントを繋げるなど細かい工夫もあり、それが全体をきれいに統一している。

企画・施工はA.BOX工房(株)施工、インテリアは橋場まや氏が担当。ディテールに凝った作りはさすがである。

健美家編集部(協力:中川寛子)

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