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自社サイト集客でオープン前に全104室が満室。情報発信の重要性再認識

賃貸経営/シェア ニュース

2020/05/01 配信

2020年3月21日に東十条にグローバルエージェンツの新築ソーシャルアパートメント「ネイバーズ東十条」がオープンした。驚くのは全104室がこの時点で満室だったという点。どういう情報発信が行われ、何が入居者を引き寄せたのか、聞いてみた。

まずは情報発信について。

最初の情報発信は2019年12月10日。ここで2020年3月に新物件が登場することが告知されており、同物件のWEBサイトで入居者募集が開始するとなっている。物件情報については完成予想図を利用、ほとんど内容が想定できるほどの状態になっている。

さらに12月21日には午前、午後の二部構成で物件の先行説明会が開催されている。もちろん、当該物件はまだ工事中。そこで既存の物件の住戸、共有スペースを見学。加えて今回の物件についてだけでなく、立地する東十条界隈がどんな場所かを動画などを交えながら説明。その後、コーヒーを飲みながらのブレイクタイムがあり、入居者の声を聞く時間がありと内容は盛りだくさん。

共用ラウンジの中にコーヒーに特化したスペースがあるのが売り
共用ラウンジの中にコーヒーに特化したスペースがあるのが売り

同社の物件の場合、住戸自体はどの物件であっても広さ、設備などには基本、それほど大きな差はない。であれば他物件の見学でも十分に住んだ時のイメージはできる。また、同社の物件は一軒ごとにテーマが決められており、東十条のテーマはCOFFEE。そこで説明会ではコーヒーが振る舞われたわけだが、一緒に飲食することで参加者間には会話が生まれる。当然、それは入居後の関係にも繋がるはず。入居した時点で顔見知りがいるのであればコミュニティも育まれやすいだろう。

実際、この説明会で入居申込みをした人は30人以上にも及んだとか。手間をかけても事前に人を集める意味はありそうだ。

面白いと思ったのは同社ソーシャルアパートメント全体のサイトの中にある東十条の先行説明会の記事の合間にリンクされていた、オープンと同時に入居するメリットの解説記事。具体的には契約時の諸費用が安くなるだけではなく、完成前の内覧会に参加することで物件のビフォーアフターを知ることができる、コミュニティをいちから作れることができるという2点が挙げられている。

費用面のお得は誰にでも通じるだろうが、それ以外の2点はそれをメリットと感じるかそうか、世代や人によって意見は別れる。だが、同社の物件を選ぶ若い人が多いことを考えると、この世代にはアピールできるポイントと言えそうである。

ソーシャルアパートメント全体のサイトの充実度ももちろん大きなポイント。物件を検索、問合せできるのはもちろん、入居者インタビューや立地するまちの紹介など記事が充実しているのである。これを通じて常に情報発信をし続けていれば、当然、ファンもつき、それが入居率に繋がるのだろう。SNSでの発信も時期によってはほぼ毎日ということもあるほど頻繁に行われている。その結果だろう、年間の問合せは約7000件に及んでおり、物件の年間平均稼働率は93%。

入居者に対してはマイページという入居者専用のツールもあり、各種お知らせなどの伝達事項はそこで発信されてもいる。

これまでの場合、不動産会社、物件所有者が物件ホームページを作るのは新築当初の入居募集時のみが多く、その後、あまりきちんと運用されていないケースが少なくない。だが、これからは情報は発信し続けることが大事というわけである。

続いて物件の魅力について。

一般的な賃貸ではもちろん、シェアハウスでもこれだけの共用部はあり得ない
一般的な賃貸ではもちろん、シェアハウスでもこれだけの共用部はあり得ない

大きなポイントは充実した共用部。同物件にはコーヒー専用カウンターのある共用ラウンジがあり、広さは約200u。住戸にはバストイレ(住戸によってはシャワー)、洗面所はあるが、キッチン、ランドリーは共用。そのため、複数キッチンのあるラウンジが必要になるのだが、単に必要だからというのではなく、物件ごとにテーマが設けられており、それが魅力的なのである。

同物件のテーマは前述したようにCoffee。専用カウンター「Coffee BASE」では、計量から、グラインド、様々な淹れ方を試みられるようになっているそうで、好きな人には楽しい空間だろう。

今後、より注目されそうなのはラウンジの一画に設けられた約40uのワーキングスペース。テレワークの進展、フリーランスの増加を考えると社外、自宅の近くなどで働く人は増えることはあっても減ることはない。特に若い世代であれば、当然の働き方となる。

現在、新型コロナウィルスの影響でテレワークに移行せざるを得ない人達のうちには自宅内での働く場の確保に苦慮している人たちが少なくないことを考えると、働く場がある住まいのニーズは確実に高まる。これから新しく物件を計画する際には社会の変化も含めて検討する必要があろう。

近年、屋上など屋外を上手に使ってアピールする物件が増えている。使える場所があればぜひ、トライしてみたい
近年、屋上など屋外を上手に使ってアピールする物件が増えている。使える場所があればぜひ、トライしてみたい

同物件ではもうひとつ、約30uにテラスも設けられている。建物内にこうした気分転換できる場所を作るのもこれからは考えても良い手だろう。

健美家編集部(協力:中川寛子)

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