「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」まで1000日を切った。公式キャラクター「ミャクミャク」もお披露目され、「大阪万博」への関心が一気に高まってきた。2025年4月ー10月の約半年間の期間中、約2820万人が来場する見込みで、経済波及効果(試算値)は約2兆円。

築50年の老舗ビルを士業専門シェアオフィスに改装、
潜在ニーズを掘り起こす
そんな大阪にいち早く目をつけ、コロナ禍によるインバウンド激減の逆風にもめげずに大阪の不動産に投資を続ける新人不動産投資家がいる。出版業界出身で、東京を拠点に大手企業の広報業務や事業企画支援の会社を経営する深田洋介さんだ。
ネットメディア運営や企業コンサルの経験で培ったマーケティング、ブランディングの知見を生かして目をつけたのが、大阪・梅田近くの一等地に建つ老舗の有名オフィスビル。築50年ながら、梅田のオフィス街や裁判所、市役所のいずれも徒歩圏内と高い利便性が売りで、テナントは弁護士や司法書士、税理士など士業のみ。
従来は約50平米の1区間を1個人もしくは法人が専有利用してきたが、深田さんはこれに購入価格の50%近いリフォームを施
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