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神戸市の空き家が40代・50代向けの高品質なシェアハウスに! コロナ禍以降、中高年層の入居希望が増えた理由は・・・

賃貸経営/シェア ニュース

2024/05/12 配信

神戸市の六甲駅から徒歩圏内に、高品質なシェアハウス「SolaSumika六甲」が今年3月1日にオープンした。

運営は、神戸市内で12棟のシェアハウスを運営する株式会社マチアケだ。

高品質なシェアハウス「SolaSumika六甲」
高品質なシェアハウス「SolaSumika六甲」

物件は、空き家活用事業「アキサポ」を営む株式会社ジェクトワンが所有者から借りた物件の転貸だ。

場所は、JR六甲道駅や阪急六甲駅から徒歩10~15分、神戸大学六甲キャンパスにも歩いていける距離だ。物件は軽量鉄骨2階建て(築28年)、敷地面積は約200平米もある。

所有者が丁寧に使っていたため、非常に状態の良い空き家だった。建物の良さを活かすため、軽微なリノベーション工事だけを行った。

広いリビングダイニング(株式会社マチアケ提供写真)
広いリビングダイニング(株式会社マチアケ提供写真)

上質な建物に合わせて、畳は地球にも身体にも優しい国産の無染土畳表を使用。壁は、張替えが不要でエコロジーな壁紙を使い、自然由来成分のみを用いた塗料を塗って、5部屋のシェアハウスに仕上げた。

1階和室
1階和室

畳は国産畳専門店の協力で、無線土畳表を使用している。畳の縁も上質だ。

畳は熊本産 PXL_20240318_065958642

玄関には、飛騨春慶塗の照明器具。

玄関には、飛騨春慶塗の照明器具
飛騨春慶塗の照明器具

40代・50代の入居希望者が増えてきた理由と入居動機

「SolaSumika六甲」を訪問し、株式会社マチアケの代表取締役 玉井智洋氏にお話を聞いた。

シェアハウスで「40代や50代向け」と銘打つのは珍しいため、その理由を尋ねた。

「コロナ禍になって、中高年の方の入居問い合わせが増えました。シェアハウスに入居している人は20代、30代が多いので、最初は、彼らと上手にやっていけるか心配しました。しかし、入居されてみると、中高年の方はとても喜んで長く住んでくれる方が多かったのです」

40 代や 50 代は、例えば、離婚や転職をしたタイミングで、今まで居たコミュニティから外れてしまい、孤独感を感じる事があるからではないか。

コロナ禍では仕事環境も、みんなで一緒にオフィスで働くのではなく、在宅勤務でZoomになったことで、ストレスや孤独を感じる中高年が増えたのではないか、と玉井氏は推察した。

そこで、「住環境で『孤独』を解決できるのは、シェアハウスしかない」と考え、シェアハウス「SolaSumika」ブランドのコンセプトにつながったそうだ。

「SolaSumika」2階の洋室
「SolaSumika」2階の洋室

その際、シェアハウスに入居していた50代の同社スタッフの意見を参考にしたという。

同席していたスタッフのWさんに、「マンションを借りて一人暮らしもできるのに、なぜシェアハウスに入居しようと思ったのか?」と質問すると、

「新居を探す際、『シェアハウスという選択肢もある』と友人から教えてもらいました。見学してみると、場所も良く、とても気に入ったので入居しました。

入居してみると、自分の帰宅時に誰かが居て、ハウスに灯りが灯っていたり、ご飯を作ったから一緒に食べましょうとか、やりとりができるのが良かったです。マンションに入居していたら、隣にどんな人が住んでるか分かりません。シェアハウスだと程よい距離感があり、もし一人暮らしをしていたら、『寂しい』と感じたと思います。

また、シェアハウスにはいろんな国の人がいて、身近なところで交流できるのも良かったです」

お風呂も広い
お風呂も広い

洗濯機と乾燥器。(洗濯機は1階にもう1台ある)
洗濯機と乾燥器。(洗濯機は1階にもう1台ある)

Wさんのように、マンションで一人暮らしが悠々できる40代・50代が、孤独を感じにくく、程よい距離感を保てるシェアハウスを選ぶ人達が増えてきている、という事だろう。

近年、英国など先進国でも、孤独対策が重要になってきている。日本も、2023年に国会で「孤独・孤立対策推進法」が成立した。日常生活や社会生活で孤独・孤立に悩む人を、相互に支え合い、人と人との「つながり」が生まれる社会を目指す趣旨だ。

それだけ、孤独を抱える人が多く、人とのつながりを求めている時代ということだろう。

シェアハウス入居者の平均値は 30 代
今後は40代・50代も増えてきそうだ

玉井氏によると、同社のシェアハウス入居者の平均値は 30 代。学生ではなく、働いている人が多い。しかし外国人の場合は、学生の割合も高い。

日本人学生の場合は、やっと親元から離れる事ができたので、まずは「 一人暮らしをしたい」と思うのだろう。卒業して働き出すと、このまま一人暮らしでは少し寂しいから、シェアハウスに入居しよう、という流れのようだ。

外国人入居者は、日本語学校や大学・大学院への留学生や、日本で働いている人達だ。年によって、国別の人数の多さが違い、去年はチリ、今年はインドやインドネシアの人が多いそうだ。

玉井氏は、シェアハウスの住環境を通して、相手が喜ぶ事をしたら自分も幸せになる、お互いが幸せを感じられる「文化」を広げていきたいと考えている。

株式会社マチアケでは、月1回ぐらいの割合で、全シェアハウス合同のイベントを行っている。花見やサッカー大会、ハイキングなどだ。

イベントを通じて、入居者同士が仲良くなることで、孤独対策にもなり、シェアハウス入居の魅力が増すことになっている。

また運営側にとっても、入居者同士のトラブルが減るなど、運営がしやすくなるという利点もありそうだ。

他のシェアハウスで(左端の男性が株式会社マチアケ代表取締役 玉井智洋氏) (株式会社マチアケ提供写真)
他のシェアハウスで(左端の男性が株式会社マチアケ代表取締役 玉井智洋氏)
(株式会社マチアケ提供写真)

さて、「SolaSumika六甲」の入居状況は、神戸大学に徒歩圏内という立地から、外国人留学生などの入居や問い合わせが多いようだ。

「SolaSumika六甲」の家賃帯は46,000円~54,000円。プラス、共益費(光熱費、Wi-Fi、備品代等)14,000円。

「SolaSumika六甲」は建物の状態も立地も良く、環境に良い上質な素材を使って仕上げてあるため、家賃帯は他の物件よりも少し高めとのこと。

その分、人生経験を積み、上質な価値が分かる 40 代・50 代にも満足してもらえるシェアハウスだ。

現在、5室のうち4室の入居が決まり、40代の日本人1人と、40代の外国人1人が含まれている。

日本は今後も一人世帯が増える状況だ。一人暮らしができる収入があっても、あえて人との交流を求めて、高品質なシェアハウスを選ぶ40代・50代が増えてきそうだ。

令和2年国勢調査より
令和2年国勢調査より

健美家編集部(協力:野原ともみ(のはらともみ))

野原ともみ

Twitter:@noharatomomiJ

■ 主な経歴

会社員をアーリーリタイアし、現在は不動産賃貸業、ライター業、イベント企画・運営業、J-REIT投資などをのんびり行っている。趣味は旅行と料理。

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

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