オンライン授業の広がりによって、4月に東京の大学に入学したものの、9月になっても、いまだ地方から上京していない学生もいる。外国人留学生に至っては、入国できないままの学生もおり、学生向け賃貸住宅は苦戦を強いられている。全国の大学や学生事情に詳しい大学ジャーナリストの石渡氏に、コロナ後の大学や大学生の動きについて話を聞いた。学生向けの賃貸住宅を所有する人や大学周辺の賃貸住宅を狙っている人は、ぜひ参考にしてほしい。

オンライン授業で、上京しない1年生や
賃貸住宅を解約し、実家に帰った学生も
今年3月、京都産業大学の学生の間で、新型コロナウイルスの感染者クラスターが発生した。欧州旅行で感染した学生が、飲み会や帰省先など、多く都道府県に感染を広げ、非難を浴びた。
8月には天理大のラグビー部員の寮でクラスターが発生し、感染者と関係のない学生が、アルバイトや教育実習を断られるなどの差別を受けたことが問題となった。こうした事態を踏まえて、大学
...この記事は会員限定です。
会員登録(無料)すると続きをお読みいただけます。
健美家会員のメリット
- 会員限定物件や非公開物件情報が見れる
- 最新のコラムニュース情報がメールで受け取れる