京王線桜上水駅から徒歩2分。「働きながら暮らす」をテーマにした新築賃貸住宅wdsビル(設計/駒田建築設計事務所)が完成した。
働く場、暮らす場を段差などで明確に分け、菓子工房のように保健所との折衝が必要な部分についてはあらかじめ、必要な交渉を行った上で作られており、引渡しの翌日に契約になっている。
空間を明確に分けた作りが特徴
コロナ禍で増えた在宅勤務を受け、働く場を設けた賃貸住宅が増えている。桜上水の駅近くに2022年10月末に完成したwdsビルもそんな1軒。
だが、wdsビルが面白いのは他の物件によくあるように働く場を「ちょっと作りました」というのではなく、がっつりと働きやすさを考えて空間を分けた作りになっていること。
使い方、使う人を部屋ごとに想定、全8戸がそれぞれに異なる間取りになっている点も他とは大きく違うところだろう。さらにどの部屋にも広い、あるいは2か所のバルコニーを取るなど開放的な造りも特徴である。個性あるいくつかの部屋の特徴、そこから学ぶべきポイントをPM工房社の久保田大介氏の解説で見ていこう。
やっぱり人気の
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