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令和5年度の国交省施策にみるカーボンニュートラルの流れ「建築知識の不動産投資ニュース028」

不動産投資全般/建築知識 ニュース

2023/03/16 配信

2月28日、令和5年度予算案が衆議院で可決された。年度内成立を目指す過去最大規模といわれる予算案の中の国交省予算から、住宅・建築にかかわる施策を見ていこう。

コロナ以降転換していく日本の建築、住宅の方向がそこに現れていると思われるからだ。時代の変化がすでに始まっているとすれば、先行する動きをとらえることが重要になる。

その材料として、施策とそのキーワードを押さえていこう。

令和5年の住宅・建築物施策
令和5年の住宅・建築物施策

令和5年度住宅局関係予算の基本方針

令和5年度の国土交通省住宅局関係予算には以下の5つの分野が重点的取り組みとして示されている。
1.住宅・建築物におけるカーボンニュートラルの実現
2.住まい・暮らしの安全確保、良好な市街地環境の整備
3.誰もが安心して暮らせる多様な住まいの確保
4.既存ストックの有効活用と流通市場の形成
5.住宅・建築分野のDX・生産性向上の推進

この中でこれからの不動産市場に影響があるものとしては、1.のカーボンニュートラル推進と、4.の既存ストックの活用と市場の形成であろう。

もちろん、いずれも今年初めての施策ではないが一方は2050年カーボンニュートラル、2030年度温室効果ガス46%削

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執筆:新堀 学(しんぼり まなぶ)

新堀 学

■ 主な経歴

建築家。1964年埼玉県生まれ。東京大学工学部建築学科卒業。安藤忠雄建築研究所所員を経て、1999年より新堀アトリエ一級建築士事務所主宰。独立後、リノベーションを中心として、設計のみならず建築の保存再生から地域文化活動へと広く携わり、建築の企画から利活用にわたり、技術と制度を活用した柔軟な提案を行っている。
一般社団法人HEAD研究会理事、一般社団法人住宅遺産トラスト理事。

■ 主な著書

  • 2002年:リノベーション・スタディーズ(lixil出版)共著
  • 2004年:コンバージョン設計マニュアル(エクスナレッジ出版)共著
  • 2005年:リノベーションの現場(彰国社)共著
  • 2016年:建築再生学(市ヶ谷出版)共著 ほか

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

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