不動産投資に関する書籍の出版が相次いでいる。オンライン通販サイト「amazon.co.jp」の和書の中で、「不動産投資」ジャンルに登録された書籍の数を見れば、その増加ぶりは一目瞭然だ。
2010年以前は年間20冊未満だった書籍数は、2011年には29冊、2012年には24冊、2013年には73冊、2014年には82冊と増え、2015年には91冊となった。 2016年に入ってもその勢いは衰えず、1月も6冊、2月には12冊が出版されている。2月だけでみれば、2日~3日に1冊のペースで新たな本が世に出されたことになる。これだけの頻度で不動産投資本が出版されるのは、過去に例のないペースといえる。
「不動産投資」のジャンルに分類されていない不動産投資本も一定数あることを考慮すると、出版点数はさらに増える。(例えば、『ベンツは20万円で買え』著者:加藤ひろゆき)は「一般・投資読み物」「株式投資・投資信託」というジャンルに分類されている)。
この現象は、何を意味するのだろうか? 時期的に、2012年12月の安部政権発足(アベノミクス⇒インフレ目標⇒不動産価格上昇)
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