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国土交通省、ハザードマップポータルで防災に役立つ地理情報公開

不動産投資全般/災害・防災 ニュース

2015/09/01 配信

国土交通省は全国の自治体が公表しているハザードマップを紹介するポータルサイトで、大規模盛土造成地マップの公開を始めた。まず東京都、埼玉県さいたま市、愛知県岡崎市データを「防災に役立つ地理情報」として公開。他の自治体のデータも準備でき次第、順次掲載していく予定だ。

大規模盛土マップ
赤いのが大規模盛土地域。画像は多摩ニュータウン、南大沢駅周辺。集中していることが分かる

中越地震を機に国は大規模盛土造成マップ作成を推進してきたが、これまではあまり進展がなかったのが現実。だが、近年自然災害が相次いでいることから、このところに来て調査、図化を進める都道府県、市町村が増え始めている。大規模盛土造成地は地震などの際に地滑り的な変動を起こす可能性があり、宅地としては不安がある。調査、公開が進むことを祈りたい。

また、同地図では大規模盛土以外ににも各種ハザード情報として、浸水想定区域、洪水ハザードマップ、土砂災害危険箇所、土石流危険渓流、急傾斜地崩壊危険箇所、地すべり危険箇所、雪崩危険箇所、災害時に役立つ情報として道路冠水想定箇所、事前通行規制区間、緊急輸送路、防災に役立つ地理情報として1945年以降現在までの写真、土地条件

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