“仮想”ではなく実物のコインを買う投資
不動産をはじめ、世の中にはいろんな投資対象があるが、「アンティークコイン投資」もそのひとつ。「あまり手間をかけず長期でお金を増やしたい」という層から注目を集めている。
最近は仮想通貨への投資が何かと世間を騒がせているが、こちらは紛れもなく「実物」のコインに資産を投じるというのが、大きく異なるポイントだ。
アンティークコインとは、100年以上前に発行されたコインのことで、基本的には国内外で国王の即位や何かの記念のために限定発行された金貨や銀貨を指す。
現在、全世界で20万種類ほどあるとされているが、一度過去に作られたものは基本的に二度と鋳造されることはない。
つまり、希少価値と人気が付加価値となり、世界的には富裕層の間で資産運用のツールとして使われているのだ。
例えば、世界一美しい金貨として知られ、発行枚数400枚というレアさから人気の「ウナとライオン」。
1839年にイギリスで発行された5ポンド記念硬貨だが、過去5年間で約3倍も価格が上昇。最近は1000万円台後半~状態の良いものなら6000万円でオークションが成立している。
あるいは、1908年にオーストリアで
...この記事は会員限定です。
会員登録(無料)すると続きをお読みいただけます。
健美家会員のメリット
- 会員限定物件や非公開物件情報が見れる
- 最新のコラムニュース情報がメールで受け取れる