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埋もれている遊休物件を生かせ! 時間単位のレンタルに意外な高収益チャンス有り

不動産投資全般/その他投資 ニュース

マンスリーや民泊など、賃貸物件や空き物件の稼働率を高める方策が数ある中、意外にも1時間単位でスペースを貸し出すレンタルスペース事業の収益率が高く各方面から注目を浴び始めている。

従来型の入居者集めや、テナント誘致よりも手っ取り早く収益につなげている事業者が少なくないためだ。

実際、企業需要を中心とする「貸し会議室」の市場が伸びており、個人向けのレンタルオフィスもIT環境の発達に伴い市場を拡大している。

マンションなど収納スペースに限りのある住宅事情を受けてのトランクルームも急速に普及した。空間の有効活用策としてのコインランドリーなども注目を集めてきた。

情報通信総合研究所では昨年6月、アンケート調査を基にシェアリングサービスの市場規模を推計している。同研究所ではシェアをスペース、モノ、移動、スキル、お金の5つに分類。

モノやサービスを提供する側と利用する側でやり取りされる金額を、市場規模と捉えて推計した。それによると、提供する側が得ている年間収入が約1兆1800億円、利用者側が支出している金額が年間約4400億円となった。

また、将来の利用意向を踏まえた潜在市場規模は、提供側が得る可能性のある収入が2兆6300億円、利用者側が支出する可能性がある金額は年間約1兆1100億円と推計している。

このうちスペースを提供する側の市場規模は、1兆3121億円となっている(なお、提供者側の金額が利用者側に比べて少ないのは、訪日外国人分が反映されていないからである)。

ハウスプラザ写真A
ハウスプラザ錦糸町の52uの部屋

空間の貸し出し事業は、お金を生み出すとの意識が高まり始めており、周辺業界も動き出した。

大塚家具はこのほど、レンタルスペース予約サイトを展開するRebase(リベース、東京都渋谷区)と業務提携したと発表した。

大塚家具は、同サイトを通じ、遊休スペースを会議など短期で貸し出したい企業に、同社の家具などを販売していきたい考えだ。

不動産仲介FCのハウスドゥでも、空室・空き家などを利用した、レンタルスペースの時間貸し事業を展開している。遊休施設や空き家・空き室にソファやカラオケなど設置して個人・法人の需要を取り込んでいる。

不動産仲介のハウスプラザ(東京都足立区)では、東京・錦糸町駅近くでレンタルスペース事業を試験的に行ったところ、予想外の利益を生み出した。大きなビジネスチャンスとみて本格的に参入する。

同社は、駅徒歩2分ほどの京葉道路(国道14号線)沿いで保有していたビルを建て替え、8月から「プラザ錦糸町ビル」として運営を始めた。

10階建ての最上階を、「むすべや」のブランドのレンタルスペースとして、試験的に運営したところ、初月の売り上げが70万円弱、9月は110万円ほど、10月は月半ばの時点で約80万円で、月額では160万円に達する見込みである。右肩上がりの売り上げに本格参入を決めた。

スペースは52uと35uの2部屋を提供。52uの部屋には、65型テレビや本格音響設備、照明器具を完備し、定員は30人まで。時間帯と曜日によって異なってくるものの、料金は1時間当たり1000〜5000円、1日単位では1万9800〜3万4800円で設定している。

35uの部屋は15人の定員で60型テレビとプロジェクターなどを備えている。料金は1時間当たり1000〜3380円、1日単位で1万2000〜2万3800円となっている。

利用者の用途は様々である。錦糸町駅周辺は企業が集積しているため、会議利用が多いのが特徴だが、会社の懇親会や地域住民の誕生日会、ママ会といったパーティー利用も多い。

ハウスプラザ写真@
ハウスプラザ錦糸町35uの部屋

同社経営戦略室の村上靖知室長は、「婚活の催しや、仮装パーティー、パソコン教室、カメラマンの撮影などでも使われたりしている」と会議・懇親会以外のニーズが強いことに驚きを隠さない。

今月末のハロウィン需要のほか、年末のクリスマス・忘年会、年明けの新年会と相次ぎ利用予約が入っている。カメラマン需要では、自前のスタジオを持たないプロの商用撮影も少なくない。スペースの時間貸しビジネスに手応えを感じている。

今後の展開として、需要の深掘りに向けて独自のイベントなども仕掛けていく。また、スペースの時間貸しに商機ありと捉え、このほど日本橋で築90年の古民家を仕入れた。これを改装しての時間貸しビジネスを2019年中に開始する予定だ。

時間貸しビジネスは、伝統的な賃貸需給ではテナントが決まりにくい、低稼働率物件の収益性を引き上げそうだ。

ここで紹介した例からは、築古の遊休施設や空き家であっても、運用次第で高収益を生む資産に生まれ変わる可能性があることを示唆していると言えよう。

健美家編集部

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