■10年で2倍。外国人利用者の増加で急伸
時間の制約がない、経済的にも旅館、ホテルに泊まるよりお得、気軽にアウトドア気分を楽しめるなどの理由から、キャンピングカーなどを利用して車内に寝泊まりする車中泊が流行っている。
国内のキャンピングカー台数はこの10年で2倍近く増え、10万6000台ほどというが、特に伸びが著しいのはこの数年。そのうちでも増えているのがレンタル用としての購入。つまり、旅行者、特にキャンピングカーに慣れた外国人旅行者に貸すというニーズが急伸しているのである。
都会に住んでいると身近に見ることがないため、そうしたニーズがあることに気づかないが、キャンピングカー、レンタルで検索をかけると想像以上に多くの事業者がリストアップされる。一般社団法人 日本カートラベル推進協会なる団体も立ち上がっており、2019年3月には車中泊だけではないが、車の新たな可能性を探るイベント「つくばVAN泊」も開催される。
「2018年には3100万人の外国人旅行者が訪日していますが、そのうち、150万人ほどがレンタカーを利用しており、さらにそのうち5万人くらいがキャンピングカーを利用しているのではないかと
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