不動産価格の高止まりによって新たな投資物件が購入しづらくなっている中で、コインランドリーは初期費用がかからずに高い運用利回りを得られると個人投資家や地主から見直されている。
狭小地・変形地といったアパート・マンションなどの収益物件に向かない土地や線路ガード下の遊休地をコインランドリーで展開するなど土地の有効活用方法としても人気だ。
賃貸住宅のような入居者とのトラブルがなく、家賃の滞納、礼金・敷金、原状回復のトラブルに振り回されることもない。管理人など人件費もかからない。
◎不動産大手が参入するなど注目度高まる
店舗部分の建築費は数百万円単位で建つ。ガレージタイプの物置倉庫を転用してコインランドリーが200万円ほどで建ったりするケースもある。
もちろん、これとは別に洗濯機や乾燥機、内装、水道、ガス、電気といった設備工事費がかり、洗濯機・乾燥機の設備台数によって初期投資額が大きく上下にぶれやすいが、賃貸マンション開発費や大規模修繕などのランニングコストと比べて参入しやすさがうけている。
コインランドリーの市場規模は拡大傾向だ。年間300~500店舗のペー
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