ここ数年、保証会社が増加している。
乱立という人もいるほどで、となると、多少属性が悪い、収入的に問題がある人でも保証するという会社も少なくなくない。最近では10万円を切る月収の入居希望者の、8万円以上の部屋への申し込みにOKを出した例も聞いたほど。仲介だけやっている不動産会社の中には保証会社がOKしているのだからと、ほとんど審査をせず、入居を決める例も出ている。
また、一方で在籍を偽装すると不動産会社に売り込みをかける会社も増えている。実際には無職で収入のない人に、さもどこかに在籍しているように書類を用意し、さらに審査時の問い合わせ電話に口裏を合わせて出る人を用意、保証会社を欺くという手口である。
仲介手数料を稼げさえすれば良いという不動産会社の場合、とりあえず、保証会社を通して入居させてしまえば仕事はおしまいである。そうした人と知っていながら、入居させている例もあるようだ。
その結果、起きているのが賃料を払わずに居座り続け、挙句、部屋や環境に難癖をつけてオーナーから現金を強請りとるという輩である。そうした入居者に入られてしまったオーナーによると、入居までは褒めちぎっておきながら、入居後は下水
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