レオパレス21は5月29日、 1996 年~2009 年に施工した「ゴールドレジデンス」など6シリーズの一部に建築基準法に違反の疑いのあるものが発見されたと発表した。
今回の発表に先立つ4月27日、同社は集合住宅「ゴールドネイル」および「ニューゴールドネイル」シリーズにおいて、確認通知図書(建築確認を受けた図面)と実際の施工内容が一部異なるものがあったため、すべての対象物件において確認調査を行なった上で、補修工事を実施すると発表していた。
今回発見された建築基準法違反の疑いのある物件は、4月に確認調査を行うとしていたシリーズとは別に、新たに同社の調査で発見されたものである。
4月27日の発表では、対象物件の2名のオーナーから、確認通知図書に記載されていた小屋裏界壁(各住戸間の壁のこと)が施工されていないとの指摘があり、社内確認をしたところ、一部現場のみではなく、広く確認通知図書に界壁の記載がなされていたことが判明したため、界壁設置工事を行うとしていた。
対象物件は総数1036 棟のうち現存する915 棟。しかし、この発表の段階では、対象物件は住戸間界壁が屋根の構成部材に達しており、また、天井部
...この記事は会員限定です。
会員登録(無料)すると続きをお読みいただけます。
健美家会員のメリット
- 会員限定物件や非公開物件情報が見れる
- 最新のコラムニュース情報がメールで受け取れる