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オーナー泣かせの「ベランダ喫煙で出火、建物火災」。契約書の一文で防ぐ、「ホタル族」トラブル

不動産投資全般/社会問題 ニュース

2020年の東京五輪に向け、飲食店や公共施設での受動喫煙規制の議論が高まりつつある。そうした社会的な動きが後押ししてか、これまで我慢していたご近所からの煙に対し、抗議をするケースが増えてきている。

特に「ホタル族」と呼ばれるベランダ喫煙が周囲とのトラブルに発展する例が目立ち、一方が退去にまで至ることも。たまたまだが、立て続けにそうしたケースに遭遇したため、ここで注意を呼び掛けておきたい。

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音問題などでもそうだが、入居者間でトラブルが起きた場合、退去することになるのはトラブルの原因となっている人ではなく、逆に被害にあっている人であることが多い。所有者からすれば質の良い入居者であることも多く、トラブルで退去されてしまうのは残念である。

しかも、ホタル族によると思われるベランダが出火元の火災も増えている。総務省消防庁が出した事務連絡によると、タバコが原因となった建物火災のうち、ベランダやバルコニーが出火場所となったものの割合は、平成17年に4.6%であったものが、平成26年には11.5%に増加している。ベランダでの喫煙はご近所トラブルを引き起こしやすいだけでなく、火災の危険にも繋がるのである。

そのため、分譲マンションでは管理規約でベランダなどの共用部での喫煙を禁止するケースが出てきており、そうした物件では当然ながら、トラブルは発生しにくくなっている。ルールを明確にしておけばトラブルは起きにくいのである。

であれば、賃貸住宅でも事前に契約書にベランダ、エントランスや廊下などの共用部では火気厳禁、喫煙も不可と一文を入れておきたいところ。実際にそうした契約書を作っている例もある。

その場合、喫煙者は室内で吸うことになるが、それに対しても注意を呼び掛けておきたい。喫煙の結果、生じた壁紙の汚れその他は原状回復時に入居者負担になるからで、吸っても良いが本人に不利な結果になる可能性があることは伝えておくべきだろう。

一般にもっとも周囲、室内への影響が少ないのは換気扇の直下で、換気扇を回しながら吸うことと言われているが、構造によっては他室に煙が流れ込むこともある。そうしたことを考えると、最初から禁煙を謳った物件を作るのも面白いかもしれない。

実際、旭化成ホームズでは2014年11月から「禁煙マンション」を展開している。禁煙以外は他と変わるところはない物件で、賃料等も相場並み。原状回復で無駄な費用を使わずに済む分、所有者にはメリットがあるとか。他に競合がなく、今のところはまだ認知度もそれほど高くはない。差別化という意味でも試してみる価値はあるかもしれない。

健美家編集部(協力:中川寛子)

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