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銀行融資にはますます逆風?かぼちゃの馬車問題で国土交通省が仲介業者を初めて処分!属性の優れた投資家には絶好の機会かも

不動産投資全般/社会問題 ニュース

国土交通省関東整備局は2月12日、一連のかぼちゃの馬車問題に関連し、仲介業者の株式会社フューチャーイノベーション(東京都港区)に対して、宅地建物取引業法第65条第1項に基づく指示(監督処分)を行った。

処分の理由として国交省は、

「被処分者は、少なくとも5件の買主との間のシェアハウス用の宅地の売買の媒介にあたって、売主業者を介して融資を受ける金融機関に提出する買主の通帳等の資産資料について、売主業者が保有資産の金額を修正して提出することを認識したうえで、買主から入手した資産資料を売主業者に送付し、修正のない金額であれば融資承認を受けられず買主が購入できないおそれのある上記宅地の売買契約を成立させた。」

とし、このことは、宅地建物取引業法第65条第1項第2号(業務に関し取引の公正を害する行為をしたとき又は取引の公正を害するおそれが大であるとき)に該当するとしている。

国土交通省

このため同社に対し、今回の違反行為の再発を防ぐため、宅地建物取引業法及び関係法令の遵守など必要な措置を講ずること、講じた措置について平成31年3月15日までに文書で報告することとともに、当該措置の実施状況を概ね6カ月後に文書で報告することを求めている。

ところで、スルガ銀行が平成30年10月5日付で金融庁から受けた行政処分の理由として次のような記述があった。

「不動産関連業者(チャネル)が当行の融資審査を通すために、(@)自己資金のない債務者の預金通帳の残高の改ざん、(A)債務者の口座へ所要自己資金の振り込み(見せ金)、(B)一定の年収基準を満たすよう債務者の所得確認資料の改ざん、(C)売買契約書を二重に作成、等を実施していた。当行では、投資用不動産融資を扱う相当数の営業職員が、チャネルによる上記の不正行為を明確に認識、もしくは少なくとも相当の疑いを持ちながら業務を行っていた。」

これらのことから、株式会社フューチャーイノベーションはチャネルの中の1社であり、「自己資金のない債務者の預金通帳の残高の改ざん」等に加担していたものとみられる。かぼちゃの馬車‐スルガ銀行の問題でチャネルが処分されたのは今回が初めてであり、今後の国交省の動向が注目される。

一方、全国銀行協会が2月13日に発表した平成30年12月末のアパートローン残高によると、前月比で全国銀行がマイナス55億円、都市銀行がマイナス195億円、地銀はプラス157億円、第2地銀がマイナス17億円となっている。

地銀はプラスとなっているものの、増加率はわずか0.1パーセント。つまり、現状は新規融資がほぼストップに近い状態だといえる。

例年であれば、決算期末に向けて各銀行は新規融資に力を入れるのであるが、今年は非常に厳しい状況になることが予想される。

銀行自体に加え、今回、フューチャーイノベーションが行政処分を受けたことにより、他の仲介業者のファイナンスアレンジの動きも鈍ってくるものと思われる。不動産投資家にとっては厳しい環境となりつつあるが、真に属性の優れた投資家には、間もなく絶好の買い場が訪れるのかもしれない。

健美家編集部

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