4月から全国で、55年ぶりに新しい学校制度である専門職大学の制度が始まる。大家にとって、所有するアパートやマンションの近くに専門学校や大学があるのは入居者が見込めるため、うれしいもの。今後、専門職大学の新設によって、入居者のニーズが高まるエリアがあるだろう。そこで、専門職大学とはどんな学校で、どこにできるのかを解説する。
■時代のニーズに合わせ、即戦力となる人材を育成
4月から、専門職大学という新しい学校制度が始まる。新しい学校制度が始まるのは、1964年に短期大学制度が導入されて以来、55年ぶりのことである。
専門職大学を設置する目的は、実習や実験などを重視し、即戦力となる人材を育成するためだ。
ちなみに、大学や短大は学問を深く研究する学校として、専門学校は就職に向けて技術を身につける学校として位置付けられている。専門職大学では、大学で学ぶ一般教養や、専門学校で学ぶ専門的な技術のほかに、業界で実際に仕事をしていた実務家教員による授業や企業での実習などが行われる。
「専門学校に進学したいが、親は大学進学を望んでいる」場合、両者の望みを叶えることができる。
現代では、世の中の仕組みが変わるスピードが
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