正しい知識をもってすれば、大きく失敗することは少ないとされる不動産投資。だが、知識を得る前に、投資トラブルに巻き込まれてしまっては元も子もない。国民生活センターには、不動産投資に関する相談が昨年度だけで1350件も寄せられている。相談件数は減少傾向にあるものの、20歳代からの相談が増加している。筆者も不動産関連の取材をする中で、トラブルの一部始終を耳にすることがある。いったいどんなトラブルが起こっているのか。事例を挙げて紹介する。
2018年度の相談件数は1350件、うち405件は20歳代
国民生活センターが今年3月28日に発表した報道発表資料によると、不動産投資に関する相談件数は、2018年度だけで1350件、うち20歳代の相談件数は405件、平均契約購入金額は2776万円。全体では年々減少傾向にあるが、最新の調査では、20歳代からの相談件数は13年度の調査から2.5倍にまで増加している。
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