昨年末、全国の大家さんを震撼させる衝撃的な事件が発生した。神奈川県茅ヶ崎市で50代の会社員男性が自宅を訪ねてきた男にいきなり刺殺された事件、殺人容疑で逮捕された男は、被害者が所有する大阪市内の投資用マンションの家賃を4年以上に渡って滞納していた。
大阪簡易裁判所に10月に退去を命じられた男が、自暴自棄になって事件に走ったと見られる。殺人に発展するケースは極めて稀とはいえ、不届きな入居者に逆恨みされるリスクは大家業にはつきものとも言える。年の始めに、大家業のリスクを再考する。
詳細は警察の捜査を待たなければいけないが、集英社オンラインの報道によると、被害者の男性は、茅ヶ崎市の海沿いの一軒家に住む外資系I T会社員。2015年には自宅に不動産管理会社を設立し、副業で不動産業も営んでいたという。
登記簿謄本で確認できる限りでも、東京都品川区内のマンションの一室、札幌市東区内の鉄筋3階建て共同住宅、京都市左京区内の鉄骨5階建てマンションなどを購入。そして、2016年には大阪市城東区内の鉄骨4階建てマンションを購入している。集英社オンライン
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(おおさきりょうこ))