9月22日から全国各地で行われている一般社団法人リノベーション住宅推進協議会主催「リノベーションEXPO 2016」が、大阪会場、京都会場でも開催され、参加各社の商品展示や数多くのセミナーなどが催された。開催されたセミナーは、「リノベーション」をキーワードに大阪京都合わせて32コマ。そのテーマは多様だった。
DIYや部材、インテリア、プランニングの話題などに混じり、目に付いたテーマが「リノベ向け中古物件の探し方/購入の仕方」だ。
中古物件の探し方に言及したコマは全体の約2割。修繕ではなく改修、リフォームではなくリノベーション、という視点で工事のディテールやプランの話が多いのはわかるが、「購入の仕方」がテーマになるのは少し意外で興味深い。阪急不動産のような仲介部門を持つ大手企業以外に、独立系企業も中古物件購入+リノベーションについて詳しく解説していた。
これは、一定数以上の参加者が「リノベーションって面白そう」「リノベーションの情報に触れてみたい」という段階から進み、実際に自分でやってみる一歩手前まできているからではないか。
中古物件購入とリノベーションを一緒に行うのは思いの外面倒だ。物件探しか
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