高齢者が部屋を借りたいとやってきても、一人暮らしの場合はお断りしているという不動産オーナーは少なくない。「孤独死を防止する仕組みができていない」「亡くなった後の手続きや残置物の処理が大変そう」等が代表的な理由である。
とはいえ、人口は減少し、何もしなければ空室率は上昇する時代。それらの懸念さえ解消できるなら、高齢者の一人暮らしを受け入れたいというオーナーも多いのではないか。そんな方々に、参考になりそうなイベントを紹介する。
2020年1月29日(水)、東京都文京区のすまい・るホール(住宅金融支援機構1階)で開催される「東京都居住支援セミナー」だ。5名の専門家が、各種住宅支援制度の現状や実例について語る内容で、一般の参加も可能(事前予約制)。
セミナーは4部構成で13時(12時半開場)~16時半まで行われる。中でも注目は、第3部で「茨城県居住支援法人の取り組み事例」を紹介する鈴木一也氏だ。鈴木氏は以前、健美家コラムの「大家列伝」に登場した現役アパートオーナーである。
参照:空室率40%の土浦で入居待ちも。サラリーマン大家・鈴木かずやさんが「高齢者向きアパート」を運営する理由
大家列伝の取材時には、
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