スルガ銀行は6月4日、「当社の業績に関する一部報道について」と題する文書を発表。その中で
「シェアハウス関連融資等の回収可能性については、現在、検討を行っており、2018年3月期決算における貸倒引当金の積み増しなど金額を精査中です。」
としていたが、6月6日、業績の下方修正を発表した。
それによると、連結純利益は69億8800万円と、前期比84%の大幅な減益になったとしている。
同行は、5月15日の決算短信で、2018年3月期の連結純利益が前期比50.5%マイナスの210億6500万円になったと発表していた。
今回の大幅な下方修正の理由について同行は、
「シェアハウス関連融資の回収可能性について、決算発表以降も継続的に検討を行い、シェアハウス関連融資に係る調査の状況等を踏まえ、シェアハウス関連融資の一部について、回収可能性を保守的に見積もった結果、約48億2500万円の貸倒引当金を追加計上することといたしました。
また、シェアハウス以外の投資用不動産関連融資についても、関係する不動産業者等の属性や長期サブリースなど、シェアハウスと類似のリスクの有無について慎重に検討を行い保守的に見積もった結果、貸倒
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