コロナウィルスの終息の見通しが立たない中、目を向けたいのが、放置されている空き家である。貸すに貸せない、売るに売れないと思われているが、そんな空き家をうまく活用しているご夫婦がいる。これまで約200件の空き家相談を受け、50棟程度再生してきた菊池夫妻だ。格安での空き家を入手する方法から、再生や客付のポイントについて聞いた。

夫は会社員、妻は看護師の傍ら、
2011年から千葉を中心に空き家を再生
菊池さんご夫婦は、今では不動産賃貸業を主にしているが、もともと不動産とは異なる仕事をしていた。夫のまさおさんはIT関連の会社員の傍ら、2011年から大家業を始め、妻のあかりさんは、看護師をしながら2014年から大家業を開始した。その後、結婚を機に、夫婦で空き家再生を加速していく。
(妻)「空き家再生をしているうちに、相続の相談を受けることが増えてきました。空き家と相続は密接に関わることから、夫婦で勉強して、お互いに取れる資格を取得しました。
私は、相続診断士、終活カウンセラー、福祉住環境コーディ
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