新型コロナウイルス禍が長引き、あらためて自らの資産作りに注目が集まっている。景気悪化で所得が減り続け、社会保障費は増加を続けている。その将来に備えての動きは、老後資金2000万円問題で高まった。
資産作りの代表格の一つが賃貸住宅経営である。不動産投資も多様化が進み上場リートや小口化商品などが登場しているものの、アパートや区分マンション、一棟マンションといった実物不動産が依然として王道だ。
だが、投資初心者やこれから投資を始めようとしている人にとって、不動産投資は怖いモノとして足踏みするケースは多い。そうしたことを踏まえながら、今回、まったくの素人から不動産で資産を築き、書籍「ボクの〝無敵〟不動産投資法」(アーク出版)の著者である村野博基氏に成功への道などを聞いてみた。
◎親に大反対されながらも20代で不動産投資を開始
村野氏は1976年生まれで慶應義塾大学経済学部を卒業後に通信大手に就職。2019年6月に退職したが、
「なにかやりたいことがあったわけではないが、20年一生懸命勤めてきた。将来社長になれるわけでもないし、退職しても若くて元気でないといろんなことにも挑戦しづらい。人生観としても、もう
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