駅から遠かったり、再建築不可であったり、難色のある土地を安く仕入れて、他にはない一風変わった建築で住む人を魅了する一級建築士事務所ビーフンデザイン代表の進藤強さん。
実は進藤さん自身も不動産投資家として16物件を購入している。建築家として、投資家として、自身の経験を踏まえながら、不動産投資を行ううえで大切なことを聞いた。

311で収入が激減し、不動産投資を開始。
賃貸併用住宅で家賃収入の旨味を知る
進藤さんが不動産投資を本格的に始めようと考えたのは2011年3月、東日本大震災の後だ。震災の影響で収入が激減した。
2005年に自宅として購入した代々木の物件の1階倉庫(5坪ほど)を知り合い経由で「貸してほしい」との連絡があり、コーヒースタンドに貸すことにした。以降、賃貸併用住宅の建築も手掛けるようになる。
「住宅ローンが返済できるほど毎月安定した家賃収入が入り、身を持って、家賃収入のありがたみを知りました。自営業者にとって家賃は『精神安定剤』といってもいいほど大きな安心材料
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