少額現金でも始められる可能性のある築古戸建投資。戸建のDIY再生でFIREを目指したいと考えているという方も少なくないだろう。
だが、自己資金の多い方や相当仕入れの上手な方でもなければ、次々と物件を増やしていくことは容易ではない。家賃を貯めて再投資するサイクルがテンポよく回り出すまでには、それなりの時間を要するだろう。
そこで今回は、戸建専門でじっくりと規模を拡大してきた不動産投資家の新型NOBU-NAGAさん(加藤ひろゆきさん命名。以下、新型さん)に戸建投資のリアルについて話を伺った。
新型さんは和歌山県在住の40代。ファイナンシャルプランナー(FP)として顧客の資産防衛、資産形成をサポートするかたわら、不動産賃貸業を営んでいる。これまでに19戸の戸建を和歌山市を中心とするエリアで購入してきた。
詳しくは後述するが、新型さん自身が所有権を持つのはそのうち7戸。その他の物件は管理者という立場をとっており、賃料と管理料であわせて月に50万円ほどの収入を得ている。
若いときはマネーリテラシーがまったくなかったという新型さん。製造業のサラリーマンとして勤めていた22歳の時、実家の建て替えにあたり親子ペ
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健美家編集部(協力:
(たまあらい))