「もともと不動産投資には全く興味がなかった」
そのように切り出した30代半ばのサラリーマンは、現在、木造アパート2棟とワンルームマンション1戸を運用している。いわゆる重厚長大産業といわれる誰もが知っている企業で会社員として東京都内で働いている。実家は北関東で農業をしており、その実家では敷地内の一部を活用して木造アパートを2棟(10室)建てて運用中だ。
「使っていない土地があるので何か有効活用したい」と父親から5年ほど前に相談されたのをきっかけに、友人で不動産投資をしている人にいろいろと話しを聞いたところ、「土地があるのならば建築コストだけで済むのでアパートなどの賃貸住宅を建ててみたら・・・」とアドバイスをもらったという。
建てても入居者が付かなければ建て損だが
「地元には鉄鋼、建材、化学製品などの工場が集積しているため、それらに勤める転勤族や単身世帯の入居が見込めると考えてアパートを建ててみたのが不動産投資?を始めた最初かな。父親の名義で賃貸物件を建てたが名義貸しのみで、実質の運用面などは私が面倒を見ている」
と笑う。
間取りは2DKと2LDKで構成している。会社への通勤は車が普通なので、駐車場も
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健美家編集部(協力:
(わかまつのぶとし))